山田 吉彦 やまだ よしひこ

専門は、海洋安全保障、海洋国境問題、離島振興、現代海賊問題、沿岸域管理で、日本の離党対策などに詳しい。

経歴

学習院大学経済学部卒業後、金融機関勤務。
1991年 日本財団(日本船舶振興会)に勤務。海洋船舶部長、海洋グループ長など歴任。
2003年 勤務の傍ら、多摩大学大学院経営情報学研究科修士課程修了。
2008年 埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。
東海大学准教授に就任。
2009年 東海大学海洋学部教授に就任。現在に至る。
2011年 竹富町(沖縄県八重山郡)が日本で最初に策定した地域における海洋基本計画
「竹富町海洋基本計画」策定委員長を務める。
2012年 石垣市が海洋環境保全、海洋開発、尖閣諸島問題などを検討している
「石垣市海洋基本計画」策定委員会会長を務める。
<主な講演テーマ>

ニュース番組でのゲストや、コメントではわかり易い分析と解説で定評がある。
講演では、世界で起きている問題や真実をもとにお話します。

  • 「海の政治経済学」
  • 「海賊の掟」
  • 「日本の国境の真実」
    欧米やアジアの諸国と違って、国境はすべて海に面していることから、多くの日本国民は国境を意識せずに生活をしています。国境の海では、私たちが知らない ギリギリの真実が数多くあり、尖閣諸島をはじめ、竹島、北方四島の島々は、領有権を巡って国と国とが静かな戦いを繰り広げていますが、
    多くの無人島が日本の国境の基点となっているという事実はあまり知られておりません。
    そもそも日本に無人島はいくつあり、その無人島は一体、誰のものなのか?
    また、南海に浮かぶたった1坪の島が、日本の国土面積と同じ広さの排他的経済水域を守っています。
    さらに、北海の港では密輸業者やスパイが暗躍しています。その他、幕末当時、ロシアに対馬が占領されそうになった話、新たな歴史認識を踏まえて日本国境の現状、国境にまつわる話をします。
  • 「現代海賊事情」
  • 「日本の国境報告~北方領土から沖ノ鳥島まで」
<主な著作>

「天気で読む日本地図」(PHP新書)、「海のテロリズム」(PHP新書)、「日本の国境」(新潮新書)、「海賊の掟」(新潮新書)、「海の政治経済学」(成山堂書店)、「日本は世界4位の海洋大国」(講談社)、「日本国境戦争」(ソフトバンククリエイティブ)、「驚いた!知らなかった 日本国境の新事実」(実業之日本社)、「海賊、マラッカの風の中で」第3回海洋文学大賞〈日本海事広報協会主催〉佳作入選 等がある。

<関係する業績>

・ 日本財団において海賊対策に携わる
・ アジア海賊対策地域協力機構事務局長選考委員
・ 海難審判庁業務改善検討委員